「Blender 3DCG モデリング・マスター」という本を購入しました。
常にWindowsのリモートデスクトップ(RDP)でコンピュータを操作しています。
BlenderをWindows7にインストールして起動しようとしてみたところ、以下のエラーが発生しました。
Blender - Unsupported Graphics Card or Driver
---------------------------
A graphics card and driver with support for OpenGL 3.3 or higher is required.
Installing the latest driver for your graphics card may resolve the issue.The program will now close.
---------------------------
今回は、Blenderがリモートデスクトップで起動できない問題の解決策を記述します。
スポンサーリンク
目次
Blenderがリモートデスクトップで起動できない問題の解決策1
TeamViewerで接続すれば、Blenderを起動することができます。
起動できたら、リモートデスクトップの接続に切り替えれ使用できます。
Blenderがリモートデスクトップで起動できない問題が解決しない方法
バッチファイルで遅延起動させるようにしてみました。
次の内容のバッチファイルを作りました。
@echo off
timeout /t 10 /nobreak
call "C:\Program Files\Blender Foundation\Blender\blender.exe"
バッチファイル実行後10秒待たせてからblender.exeを起動。
blender.exeを起動する前にリモートデスクトップの接続を切っておきます。
これは、駄目でした。
Blenderがリモートデスクトップで起動できない問題の解決策2
バッチファイルの内容を次のように変更しました。
@echo off
tscon 1 /dest:console
call "C:\Program Files\Blender Foundation\Blender\blender.exe"
tscon コマンドにより、一旦物理的なコンソールを持つセッションに切り替えてアプリケーションの起動をするという処理です。
これを実行するとリモートデスクトップは一旦切断されますが、再接続するとBlenderが起動していることがわかります。
tscon 1 /dest:console でエラーが発生する場合
この場合、セッションIDが間違っています。
コマンドプロンプトで「query session」というコマンドを実行してみます。
次の画像の場合、セッションIDは2にする必要があります。
「tscon 0 /dest:console」を実行してみると、エラーコード5が発生します。
エラー [5]:アクセスが拒否されました。
「tscon 1 /dest:console」を実行してみると、次のエラーが発生します。
「tscon 1 /dest:console」を実行してみると、エラーコード7045が発生します。
5
エラー [7045]:要求されたセッション アクセスは拒否されます。
セッションIDを取得してtsconの後ろに埋め込むバッチファイルを書いてみましたが、うまく作ることができませんでした。