VB.netのWebBrowser コントロールは、
現在(2016/11/11)、デフォルトではインターネット・エクスプローラ バージョン7のようです。
MyUSのサイトにログインして、
転送履歴などの情報を取得しようと考えたのですが、
WebBrowser コントロールを使って、MyUSにアクセスすると、
以下のようなエラーになってしまいました。
「We’re sorry, it looks like your browser is not supported.」
ということなので、ブラウザのバージョンが古いということなのでしょう。
「ユーザーエージェントを表示」というページに接続することで、
IEのバージョンをなんとなく確認できるので、やってみました。
MSIE 7.0と書いてあるので、たぶん、IE7が動作しているのでしょう。
ということで、VB.netのWebBrowserコントロールのIEのバージョンを
変更してみることにしました。
WebBrowserのIEのバージョンを変更する手順
レジストリに値を追加することで実現できます。
\HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\Main\FeatureControl\FEATURE_BROWSER_EMULATION キー
を開きます。
ない場合は、作成してください。
そして、その中に、アプリケーションの実行ファイル名の値を作成します。
今回は、WindowsApplication1.exeというアプリを作ってテストしました。
ユーザーエージェントを表示して確認してみます。
値を 2AF8 にしたので、Internet Explorer 11になりました。(多分Mozilla/5.0がそういう意味)
他にもいろいろ値はありますが、画像に表示されている 270F はIE9、2711 はIE10です。
MyUSにアクセスして確認してみます。
ログイン画面が表示されました。
ちなみにデバッグするときは、WindowsApplication1.vshost.exe
として動いているので、こちらの値も追加しておく必要があります。