Windowsのリモートデスクトップ接続(RDP)には、タイムアウト、接続時間制限を設定することができます。
今回は、Windowsのリモートデスクトップの制限時間を設定する手順に関して記述します。
いろいろなパターンがありますが、単純に接続開始してから、一定時間経過すると、
自動でセッションが切れるという設定にします。
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Windowsのリモートデスクトップの制限時間を設定する方法
まず、ローカルグループポリシーを開きます。
Windows10の場合は、スタートボタンの横の検索ボックスに「グループポリシー」と
入力して、Enterキーを押せばよいです。
↓
管理用テンプレート
↓
Windowsコンポーネント
↓
リモートデスクトップサービス
↓
リモートデスクトップセッションホスト
↓
セッションの時間制限
を開きます。
「アクティブなリモートデスクトップセッションの時間制限を設定する」をダブルクリック
「有効」を選択し、「アクティブ セッションの制限」の右側の時間を選択して、
適用を押してから、OKボタンを押せば設定完了です。
リモートデスクトップ接続をした状態で設定変更した場合は、一度切断してから再接続することで、
設定を反映させることができます。
この設定の場合、制限時間の2分前に以下のメッセージが表示されます。
さらに、タイムアウトすると次のメッセージが表示されます。
この設定は、うっかり、リモートデスクトップ接続を切断し忘れたときに役立ちますが、
別に切断し忘れても、次回の接続や他の端末からの接続には支障がでません。
それよりも、切断し忘れたことで、他の人に画面を見られてしまうと言った懸念がある場合は、
単純なタイムアウトよりも、アイドル状態で一定時間経過したら、セッションを切断するようにしたほうが良いです。
ただ、それでも、頻繁に接続が切れるのが嫌で、アイドル時間によるタイムアウトを眺めに設定してある場合は、
切断し忘れたことに気づいてから、しばらくは落ち着きません。
そういう不安を解消するためには、スマホにリモートデスクトップクライアントソフトをインストールしておいて、
気づいたら、すぐにスマホから接続して、セッションを切ってしまうのがよいです。
逆にタイムアウトさせないようにしたい場合は?
初期状態では、タイムアウトは設定されていないので、逆にタイムアウトさせないようにしたい場合は、
同様の操作で設定を確認して解除します。