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2038年1月19日に人類滅亡すると言われている理由

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2038年1月19日に人類滅亡すると言われている理由に関して簡単に説明します。
まず最初に結論を述べますが、2038年1月19日と人類滅亡は全く関係のない問題です。

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2038年1月19日に人類滅亡すると言われているのはなぜ?

2038年1月19日に人類滅亡すると言われているのは
コンピュータに使われているUNIX時間という値の問題のことをふざけていっているだけです。

UNIX時間(UNIXタイム)というのは、UNIXエポック(1970年1月1日午前0時0分0秒)を起点とする経過秒数で時間を表すという仕組みのことです。

例えば、1970年1月1日午前0時5分0秒はUNIX時間300となります。

こちらのページでUNIX時間を通常の時刻に変換することができます。

 

WIndowsのコマンドプロンプトで、「systeminfo」と入力すると、
「最初のインストール日付」という日時を確認することができます。
ここに表示される日時は、WindowsのレジストリにUNIX時間で保存されています。
例えば、1600000000という値が入っていた場合、「2020年09月13日21:26:40」を表します。
この値を覚える領域に制限があり、その上限に達するのが日本の場合、2038年1月19日12時14分7秒となります。

Windows10の場合、新しく購入すると、パソコン自体は64ビットですが、
「最初のインストール日付」は32ビットのデータ領域に保存されているので、
値の上限は、2147483647です。
おそらく、同じように取り扱いされているデータがたくさんあるので、
2038年1月19日12時14分7秒になると不具合が発生する可能性があると考えられているのでしょう。
2000年問題のときと同様の懸念です。
試しに、Windows10の日時を2050年に変更して再起動してみましたが、
起動できました。
2038年に不具合が発生するシステムはほとんどないでしょう。







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