「400 bad request」が出てWebサイトが表示できないという問題がたまに発生します。
HTTPの400エラーというのは、日本語だと、
または、
と表示されることがあります。
「bad Request」と同じ意味です。
HTTP400エラーの原因
ブラウザからWebサーバーに向けられたリクエストに問題があるということなのですが、
もっと広い意味で捉えて考えると
原因として考えられることは、以下です。
-不正なパラメータ
-サーバーの不具合
問題が発生している場所として考えられるのが、
Webサーバー、アプリ、ルーター、パソコン、スマホと多岐に渡るので、
原因特定が難しいエラーとなっています。
「400 bad request」が出た場合の対策
まずは、どこでエラーが発生しているか特定します。
といっても、特定してもあまりできることがないので、
サーバー側の問題なのか、接続する側の問題なのかを知るためにいろいろ試します。
1.別のサイトに接続してみる。
別のサイトが正常に表示されるのであれば、
ルーター、ハブ、LANケーブル、パソコンのLAN接続端子といった部分には問題がないと判断できます。
2.セキュリティソフトを停止して試してみる。
ウイルス対策のソフトがブロックしているかどうかチェックします。
これで問題が解決する場合は、そのソフトで該当URLを除外設定をしたりする必要があります。
3.他のブラウザで試してみる。
他のブラウザでうまくいく場合は、使用しているブラウザの問題です。
Gogole Chrome、FIreFox、Opera、Internet Explorer、Microsoft Edgeなど普段使っていないブラウザで試してみると良いです。
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4.履歴、キャッシュ、クッキーを削除してみる。
他のブラウザでうまくいく場合は、うまくいかないブラウザのキャッシュ、Cookie等の情報が古いせいで悪さしている可能性があります。
削除してうまくいくのなら、それで良いでしょう。
楽天系のサービスの場合、Cookieがたまりすぎて不具合が発生するということがあるようです。
大抵の場合、これで正常動作するようになります。
5.他のPCで試してみる。ダメならブラウザを再インストール
同じブラウザで違うPCで試して、片方がうまくいく。
履歴、キャッシュ、クッキーを削除しても状況が同じなら、ブラウザのバージョンが古いといった問題の可能性があります。
最新バージョンをインストールしてみましょう。
6.スマホで試してみる。
パソコンがダメなら、スマホでも同じ問題が発生するか試してみるのもありです。
ただ、スマホでみれたとしても、対処の仕様がありません。
7しばらく待ってみる。
単純にサービス提供側のサーバーの不具合の場合もありえます。
その場合は、運営会社が復旧処理をするまで待つしか無いです。
自分の立ち上げたサーバーでIISやApacheを動かしていて、
このエラーが発生する場合は、まずは、サーバー側のログを確認したりパケットキャプチャするという方法も考えられますが、今回は一般のユーザーがトラブルの遭遇した場合を想定しました。
クレジットカードの利用履歴や銀行のサイトの場合、
知らない間にURLが変更されていて、ブックマークからアクセスするとエラーが発生するということもあります。