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格安で接続元IPアドレスを固定IPにする方法

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ブラウザで操作する業務システムを使う場合、セキュリティの関係で社内からのアクセスしか許可しない設定にするために、IPアドレスによる制限をかけていることがあります。

この場合、リモートワークなどで一部の社員の自宅から仕事をしてもらうときに困ります。
1つ考えられるのが、社内に設置してあるパソコンをリモートで操作するという方法です。
この場合、会社のネットワークに外部から侵入できるように設定する必要があります。
それはだめだよって言われてしまった場合、別の固定IPを準備して、接続を許可するIPアドレスを追加することができれば問題は解決します。
かといって、リモートワークをする社員の自宅にいちいち固定IPを設定するわけにはいきません。

ブラウザで動作するシステムなので、HTTPヘッダーを書き換えることができれば良いのかと思い、調べてみました。

HTTPヘッダーのREMOTE_ADDRを書き換えてしまえばよいのでは?と考えましたが、やり方がわかりませんでした。
また、仮にREMOTE_ADDRの変更に成功しても、接続はできたとしても、REMOTE_ADDRに設定したIPに対してレスポンスが飛んでしまうので、使い物にならないということらしいです。

そこで、良い方法を思いつきました。
Microsoft Azureで仮想マシンを立ち上げて、その仮想マシンをプロキシサーバーにすれば良いのです。
プロキシサーバーはSquidを使用し、Basic認証の設定をしておけば良いです。

一番安い仮想マシンだと、600円程度です。
OSはUbuntuになります。
WIndowsを選択したい場合は、1500円程度になります。
固定IPは月300円くらいなので、月900円程度で利用できます。
仮想マシンは使うときだけ起動させるなら、もっと安く利用できます。
600円の場合1時間1円くらいなので、1日8時間月20日なら160円です。
固定IPと合わせて500円あればよいです。







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