Linux を触り始めると、ほぼ確実に出会うのが bash(バッシュ) です。
ターミナルを開くと当たり前のように使っているこの存在、実は名前の由来がちょっと面白いんです。
ところで、ターミナルで使う「シェル」って bash だけではありません。
実際には用途や思想の違いでいろいろな種類があります。
たとえば有名どころだけでも、
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sh(Bourne shell)
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bash(今回の主役)
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zsh
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fish
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csh / tcsh
などがあります。
シェルは一見「コマンドを打つだけの画面」に見えますが、実は
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補完の賢さ
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使い勝手(入力支援)
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設定ファイルの書き方
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スクリプト互換性
などが結構違っていて、人によって好みが分かれます。
その中でも Linuxで最も標準っぽく使われてきたのが bash で、
「とりあえずターミナル=bash」という印象が強い人も多いはずです。
そしてこの bash、毎日お世話になる存在のわりに、名前の由来を知っている人は意外と少ないんですよね。
実は 略称で、しかもダジャレです。
結論から言うと、bash は略称で、しかも ダジャレです。
目次
bash は「Bourne Again SHell」の略
bash は正式にはこう書きます。
Bourne Again SHell
ここから頭文字を拾うと…
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bourne
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again
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shell
→ bash
SH だけ大文字なのも、「bash」という単語を作るための仕掛けです。
こういうノリ、UNIX 文化っぽくて好きです。
「Bourne」って何?(人名です)
ここでいう “Bourne” は英単語の「born(生まれる)」ではありません。
bash の元になったのは、UNIX の歴史あるシェルである
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Bourne shell(sh)
です。
これは Stephen Bourne(スティーブン・ボーン) が作ったシェルで、彼の名字がそのまま使われています。
「Again」=再び、だけど実はダジャレ
bash は Bourne shell(sh)をベースにして、機能を増やして作られた後継です。
その意味で “Again(再び)” が入っています。
…が、ここからがダジャレ本番。
Bourne Again は発音すると、英語の表現
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Born Again(生まれ変わった)
にめちゃくちゃ似ています。
つまり bash という名前は、
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Bourne shell をベースにした後継
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「生まれ変わった(Born Again)」的な語感の言葉遊び
この2つを重ねたネーミングです。
まとめ:bash は「Bourne shell+ダジャレ」から生まれた
bash の由来はこれでOKです。
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bash は Bourne Again SHell の略
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**Bourne shell(sh)**の後継として作られた
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**Born Again(生まれ変わった)**にかけたダジャレ
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その結果「bash」になるように綴りも設計されている
毎日使ってるコマンド環境に、こんな遊び心が仕込まれてるって面白いですよね。