リモート デスクトップ（RDP）の履歴を削除したい場合、レジストリエディタを開いて、削除すれば良いです。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Terminal Server Client\Default
を開いて、MRU0、MRU1、、、を削除するだけです。
最大、MRU9までの10個の履歴が残ります。
10個を超えると古いものから順に上書きされていきます。
リモート デスクトップ接続の履歴を全削除するバッチファイル
リモート デスクトップ接続の履歴を全削除するバッチファイルを作りたい場合、
以下のようにすればよいです。
reg delete "HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Terminal Server Client\Default" /v "MRU0" /f
reg delete "HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Terminal Server Client\Default" /v "MRU1" /f
reg delete "HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Terminal Server Client\Default" /v "MRU2" /f
reg delete "HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Terminal Server Client\Default" /v "MRU3" /f
reg delete "HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Terminal Server Client\Default" /v "MRU4" /f
reg delete "HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Terminal Server Client\Default" /v "MRU5" /f
reg delete "HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Terminal Server Client\Default" /v "MRU6" /f
reg delete "HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Terminal Server Client\Default" /v "MRU7" /f
reg delete "HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Terminal Server Client\Default" /v "MRU8" /f
reg delete "HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Terminal Server Client\Default" /v "MRU9" /f
このバッチファイルを実行するときには、リモート デスクトップ接続を全て終了しておかないと、
リモートデスクトップ接続を閉じたときにレジストリの値が復活してしまいます。
また、この方法では、リモートデスクトップ接続を開いたときに「コンピュータ」の欄に表示されているものは削除されません。
これは、「Default.rdp」というファイルに保存されています。
これを削除するには、以下の手順、または、「Default.rdp」を削除する必要があります。
↓
「コンピュータ」の欄を空欄にする。
↓
「オプションの表示」をクリック
↓
「保存」をクリック
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「Default.rdp」の場所
隠しファイルになっています。
ドキュメントの中Windows7
マイ ドキュメントの中WindowsXP
マイ ドキュメントの中
「Default.rdp」を削除するために、バッチファイルに以下のように書き足します。
del /AH Default.rdp
「Default.rdp」は隠しファイルなので、「/AH」というオプションが必要です。
Windwos XPの場合は、"%USERPROFILE%\Documents"を、
"%USERPROFILE%\My Documents"と書き換えます。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Terminal Server Client\LocalDevicesと
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Terminal Server Client\Servers
にも接続先の情報が残っている場合があります。
これも削除したい場合は、次のように書きます。
for /f "delims=\ tokens=1,*" %%K in ('reg query "HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Terminal Server Client\Servers" /f "" /k') do (
if not "%%L"=="" reg delete "%%K\%%L" /f
)
ついでに、MRU0～MRU9の削除の部分もforループに書きかえると
全体は、次のようになります。
リモート デスクトップ接続の履歴を全削除するバッチファイル
for /l %%i in (0,1,10) do (
reg delete "HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Terminal Server Client\Default" /v "MRU%%i" /f
)
cd "%USERPROFILE%\Documents"
del /AH Default.rdp
reg delete "HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Terminal Server Client\LocalDevices" /va /f
for /f "delims=\ tokens=1,*" %%K in ('reg query "HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Terminal Server Client\Servers" /f "" /k') do (
if not "%%L"=="" reg delete "%%K\%%L" /f
)
リモート デスクトップ接続の履歴を復元するバッチファイル
リモート デスクトップ接続の履歴を復元するためのバッチファイルの書き方です。
例えば、
MRU1に***.***.***.***
と設定する場合、以下のようになります。
reg add "HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Terminal Server Client\Default" /v "MRU0" /t REG_SZ /d "xxx.xxx.xxx.xxx" /f
reg add "HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Terminal Server Client\Default" /v "MRU1" /t REG_SZ /d "***.***.***.***" /f
これらのバッチファイルをUSBメモリなどに入れて持ち歩けば、楽になります。