コマンドプロンプトの作業フォルダを簡単に指定する方法を3つ紹介します。
コマンドプロンプトでプログラムを実行する場合、環境変数の設定をしていないとしたら、
「cd ディレクトリ名」で移動してから実行するか、
実行ファイルのパスを打ち込む必要があります。
そんなめんどくさいことしたくないときに簡単に作業フォルダを指定する方法を3つ紹介します。
例えば「C:\php-7.4.2」というフォルダの中にある「php.exe」を実行したい場合
まずはエクスプローラーで「C:\php-7.4.2」を開きます。
赤丸のあたりをクリックします。
すると、アドレスバーに「C:\php-7.4.2」と表示されるので、「cmd」と入力してEnterです。
コマンドプロンプトのカレントディレクトリが「C:\php-7.4.2」となっています。
この程度の短いパスだったらキーボードで入力してもたいしたこと無いのですが、
長い場合は大変なので、この方法を使っています。
別の方法1
コマンドプロンプトは、自動時の作業フォルダが「C:\Users\[ユーザー名]」になっています。
なので、実行したいファイルのショートカットを「C:\Users\[ユーザー名]」の中に作るという方法もあります。
この場合、例えば、ショートカットの名前を「test」とした場合、コマンドプロンプトでは「test.lnk」と入力してからEnterです。
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別の方法2
頻繁に使うフォルダがあるのなら、環境変数Pathに設定してしまえば良いのですが、
それが嫌だという方のために、ショートカットを作成する方法を説明します。
例として、毎回「C:\php-7.4.2」が初期フォルダになるように設定します。
デスクトップを右クリックして
「新規作成」→「ショートカット」
項目の場所は「%windir%\system32\cmd.exe」として、「次へ」をクリック
名前は「cmd-php」としました。
ショートカットが作成されたら、
右クリックして「プロパティ」
作業フォルダを「C:\php-7.4.2」としてOK
ショートカットから起動すると初期フォルダが「C:\php-7.4.2」となっています。
コマンドプロンプトで作業フォルダの指定がめんどくさい場合に簡単にできる方法